妻の一言がきっかけだった
「会計担当になってしまった」
役員会から帰ってきた妻は、
少し落ち込んだようにそう言いました。
初めてのことというのもあり、
どんなことをするのか分からず、不安そうな様子でした。
そんな妻を見て、
「何か自分にできることはないかな」
そう思ったのが、今回のきっかけでした。
正直、
会計のことは私も詳しくありません。
ただ、なんとなく
「会計=Excel」というイメージがありました。
そういえば、Excelは前に少しだけ触ったことがあります。
でもそのときは、他のことに追われて、それっきりでした。
それでも、
もう一度触ってみようかな。
妻の様子を見てそう思いました。
妻の力に少しでもなりたかった
いつも感謝の気持ちはあるのに、
負担を減らしてあげることができていない。
ずっと感じていたことでした。
お互いに、仕事や家事、育児で、
時間に余裕があるわけではありません。
その中でも妻は、
私より家事などを多くしてくれています。
そのおかげで、
私は自分のやりたいことに使える時間を、
少しもらえていると感じていました。
「ありがとう」という気持ちはあるのに…。
だからこそ、
「少しでも負担を減らせるように、
何か役に立てたらいいな」
そう思いました。
Excelの簡単な作業なら、
もしかしたら自分にもできるかもしれない。
そんな気持ちもありました。
それに、
実際に使うかは分からなくても、
少しでも知識があれば、
妻の話を理解して聞くことができるかもしれない。
そんなふうにも感じました。
新しい本ではなく、持っている本を使うことにした
そう感じた私は、本屋にいました。
「どうせなら新しく本を買って触ってみよう」
そう考えていたのです。
やる気満々になっていた私には、
どれも良さそうに見えてしまい、なかなか決めきれませんでした。
迷った私は、
ChatGPTにおすすめを相談してみることにしました。
何度かやりとりをしていると、
ふとこんな言葉が目に入りました。
「本は、どう使うかが大切」
本はすでに持っているのに、
新しく買おうとしていた自分に、ハッとさせられました。
今回の目的は、新しい本を買うことではなく、
「妻の役に立つこと」だったはず。
そう思ったとき、
「やっぱり持っている本でやってみようかな」
そう思い直し、
前に使っていた本を、もう一度開いてみることにしました。
もしここで新しい本を買っていたら、
妻に怒られていたかもしれませんね。(笑)
帰り道、
「時間ができたらやってみよう」と思って買ったままの、
関数の本のことも思い出しました。
少しだけ、得した気分になりました。
実際にやってみた
簡単な家計簿を作ってみた
とはいえ、
実際にExcelを触るのはかなり久しぶりでした。
「全然できなかったらどうしよう」
そんな不安がある中で、
なぜか私は、
「最初からうまくできないといけない」
そんな気持ちにもなっていました。
忘れたことを思い出すために触ろうとしているはずなのに、不思議ですよね。
そのせいか、なかなか手をつけることができませんでした。
それでも、まずは簡単なところからと思い、
「かんたんな家計簿」を作ってみることにしました。
本を見ながら進めていくと、
「あれ、意外と覚えてるかも」
そんな手応えもあり、思っていたよりスムーズに進みました。
ただ、本がないと、
「まず何から作ればいいんだろう…」
と手が止まってしまう場面もありました。
それでも、
分からなくなったら本をパッと見れば思い出せる。
「こういう使い方ができるのは助かるな」
そう感じながら、
「もし手伝うときは、本をカバンに忍ばせておこう」
なんて作戦まで考えていました。
SUM関数や引き算なども試してみると、
「あれ、意外とできるかも」と少し安心しました。
正直、もっと難しいものだと思っていたんです。
でもそれは、
自分で勝手にハードルを上げていただけなのかもしれません。
関数にも少し触ってみた
時間もまだ少しあったので、
次は「関数の本」にも触ってみることにしました。
最初に出てきたのはIF関数。
「これは最初から順番にやらないとだめなのかな…」
少し疲れていたこともあり、
正直ちょっと面倒に感じました。
それでも、とりあえずやってみることに。
もちろん、どんな関数なのかもよく分かっていません。
そんな中で、途中から
「練習用ファイルをダウンロードできる」
ということに気づきました。
「まさか…」と思いながら使ってみると、
すでに表が用意されていました。
私は思わず、
「フゥ~…」と息を吐きながら、
そっと作りかけの表のファイルを閉じました。
最初から表を作らなくても、
すぐに操作の練習ができる。
そう分かっただけで、少し肩の力が抜けた気がしました。
時間がない中でも、
「これなら少しずつでもできそうだな」
「スキマ時間にも触りやすそうだな」
そう感じました。
ただ、やってみて思ったのは、
「一度やっただけでは、たぶん覚えられない」
ということでした。
それでも、少し触れてみただけでも、
「こういうことができるんだ」
そんな感覚は、少しつかめた気がします。
やっぱり実際にやってみると、
思っていたよりできることってあるものなんですね。
時間がなかなか取れない中でも、
「少しだけでも触れること」
それが大切なのかもしれないと感じました。
「誰かのため」が行動につながった
私が
「やってみようかな」と思い、
行動につなげられたのは、
「妻のために、少しでも役に立てるかもしれない」
そんな気持ちが、背中を押してくれたからだと思います。
前にExcelを触っていたときは、
なんとなく練習して、そのまま止まっていました。
でも今回は、
「これ、もしかしたら実際に使うかもしれない」
そんなことを考えながら触っていました。
その違いなのか、
「これは覚えておきたいな」という気持ちも強く、
前より少しだけ、
頭に入ってきやすい感覚がありました。
そして実際にやってみると、
「もう少し触ってみようかな」
そんな気持ちにもなっていました。
「誰かのために」
という想いは、
行動するための力の種になるのかもしれませんね。
少しずつ、できることから
まだまだ分からないことはたくさんありますし、
本当に役に立てるのかも、まだ分かりません。
それでも、
「少しでもやってみよう」
そう思って触ったことで、
前よりもExcelが少しだけ身近になり、
「いろいろ使ってみたいなぁ」
そんな気持ちも出てきた気がしています。
これから先、
うまく手伝えている場面があるかもしれませんし、
別のことで負担を減らせるように考えているかもしれません。
それでも、
「妻の力に少しでもなれたらいいな」
そんな気持ちを大切にしながら、
自分なりに、
できることを少しずつ続けていけたらと思っています。
夫婦でいろいろなことを少しずつ分担していくことは、
すごく大切なことなのかもしれませんね。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
今回使った本
今回、もう一度Excelを触るときに使った本はこちらです。
- 500円で分かるエクセル2021
初心者の私でも触りやすく、
「まずやってみよう」と思いやすい本でした。
- 世界一やさしいエクセル関数 基本&活用編
関数に苦手意識があった私でも、
「少しずつならできるかも」と感じられた本です。


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